離職防止のための施策・トレンドを調査
ここでは、企業が行う離職防止の施策やトレンド、離職防止ツール、研修プログラム、離職防止に役立つ本などの情報をまとめてご紹介します。
中小企業が行う離職防止の施策の例を紹介
コミュニケーションツールの導入(ChatworkやSlackなど)
- 導入事例:サイボウズ
2005年、離職率28%という数字を受け、働き方改革へ。「制度」「風土」の変革はもちろん、場所や時間にとらわれずに働けるよう「ツール」を導入。これにより、離職率は減少したとのこと。
フリーアドレス制度の導入(デスクを指定せず、好きな席で自由に業務可能)
- 導入事例:日本マイクロソフト株式会社
以前はデスクの配置がコミュニケーションの妨げになっていたのに対し、フリーアドレス制度の導入後は上下関係や部署間の障壁が下がり、社員間の自然なコミュニケーションが促されるようになったとのこと。
毎月の面談や1on1の導入
- 導入事例:サイバーエージェント
1on1の「月イチ面談」を導入し、「先月・今月・中長期」の3つの時間軸に沿って質問。月イチ面談を取り入れてから数年で一気に離職率が下がったとのこと。
リバースメンター制度の導入
- 導入事例:株式会社資生堂
若手社員が上司のメンターになる制度を実施。若手は経営陣を相手にメンターとなるためコミュニケーション能力の向上を期待でき、上司もマネジメントされる側の気持ちを理解できるように。部下の指導や育成のスキルアップにも役立つとのこと。
離職防止に役立つ本
- 「部下の本気に火をつけなさい! 」(村上力)
- 「サーバントリーダーシップ」(ロバート・グリーンリーフ)
- 「なぜ、御社は若手が辞めるのか」(山本 寛)
- 「マネージャーの最も大切な仕事」(テレサ・アマビール/スティーブン・クレイマー)
まとめ:本質的な解決には、離職防止のプログラム・研修がおすすめ
離職防止の対策として、本を購入したり、ツールを導入するのも良いですが、それらを活かし、適した対策ができなければ意味はありません。離職を防止するには、現状の問題点を把握・分析し、自社に合わせた対策を行う一方、定着する人材を育てる必要もあります。
これら全てを効率的に行うには、離職防止プログラム・研修を導入するのがおすすめです。ぜひ、こちらも参考に対策を検討してみて下さい。
離職率が1/3にまで低下させた離職防止プログラムとは?
ハートアンドブレインが提供する離職防止プログラムは、各企業に課題にあわせたオーダーメイドプログラムです。経営層にヒアリングを行った後、若手と管理職、それぞれに向けたプログラムを実施します。
おすすめの離職防止のプログラム・研修
- 新人早期戦力化プログラム+ES調査ファーストパック
- IPO申請企業様向け離職防止早期戦力化プログラム